第6回あさひ寿大学 in 旭公民館
令和7年12月16日(火)に旭公民館において第6回あさひ寿大学を開催しました。旭公民館において「源氏物語」~あわれを誘う四人の女君~でも主催講座を行っていただいている加藤 澄江先生をお招きして、「冬至の七十二侯と歳時記」というタイトルで講座を行いました。※31名参加(男性8名、女性23名)
二十四節気というのはよく耳にします。冬至もその1つですが、その1つ1つをさらに3つに分けた七十二侯という分け方があるそうです。冬至を3つに分けた「初侯」「次項」「末侯」の1つ1つについて教えていただきました。
「冬至」は昼の時間が一番短く、“陰の気”が極まる日ですが、この日を境に“陽の気”に転じ、少しずつ太陽が復活して日が長くなっていきます。冬至は「一陽来福」ともいい、気持ちを切り替えるきっかけとして、これからの希望を願ったそうです。また、冬至と旧暦11月1日が重なり、この日は新月に当たります。この日を境として、月も少しずつ満ちていきます。冬至は、太陽と月が復活する日として、めでたいとされていたそうです。冬至と聞くと“柚子湯”と“かぼちゃ(なんきん)”が思い浮かびます。柚子湯につかり、冬至の七種「ん(運)が2つ入る食べ物」を食べると運を呼び込めるそうです。
また「鹿」「干支」「百人一首」「言祝ぐ」についても教えていただきました。次回も加藤先生に来ていただき「立春」についての講座を予定しています。
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12月
Posted:
2025年 12月 16日 火曜日 4:31 pm



