旭公民館 主催講座「絵手紙入門講座」第1回目
ニューメディアの台頭とともに、手紙文化の衰退するこの時代に、手紙文化の良さを見直し、心情・機微など反映できる手紙の良さを絵と共に顧みる・・・。
手作りの楽しさ、贈った相手が喜ぶ嬉しさ。こうしたことを身をもって味わえる絵手紙の魅力を楽しむ講座として、5月12日(木)に「絵手紙入門講座」が6回コースでスタートしました。
講師は、日本絵手紙協会公認講師であり、市内カルチャーセンターでも講師としてご活躍されておられる齋藤 サダ 先生です。
優しくささやかれるようなお声でご挨拶いただき、先生の作品を実際に拝見しながら、心癒される絵手紙の魅力を満喫して、実際に作品作りの基本となる筆の持ち方と紙への向かい方のレッスンがスタート。
上下左右、慣れてきたところで丸く中心から渦巻きを描いたりとゆっくり点を描くような速さで、丁寧な筆の運び方が基本であることを受講生お一人ごとに先生から優しく指導が入ります。
第1回目のテーマは、「出会いの春、春野菜を描く」
実際に茄子やトマト、空豆や茗荷など数種類の春から初夏のみずみずしい野菜を描けるところまで上達され、どの作品も先程学び始めた方々とは思えない見事な作品に仕上がりました!
あっという間と感じるような、静かに穏やかで心安らぐ時間の流れを受けながら描く。
その空間で丁寧に仕上げる作品だからこそ、描かれる線や色に命が宿るのだと見守る私共も納得できた貴重な講座の時間でした。
これからあと5回、様々なテーマで、素晴らしい作品たちが産声をあげる瞬間に立ち会えることに感謝です。
皆様、お疲れ様でした!
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5月
Posted:
2022年 05月 12日 木曜日 5:24 pm