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和歌で楽しむ日本の歳時記 第2回

令和4年6月21日(火)13:30~15:30 第2回和歌で楽しむ日本の歳時記が四街道公民館のホールで行われました。13名の受講者(男2名女11名)参加しました。講師は加藤澄江先生です。

加藤澄江先生は、和文化講師で日本に伝わる行事や美しい言葉などを、和歌や俳句をなどの古典文学を通して紹介しています。企業や、公共施設での公演多数。また、都内各所のカルチャースクールで講座を開講しています。また、「万葉集」や「百人一首」「方丈記」などのオンライン講座も開催しており、日本の歳時記や古典文学を多方面から広く紹介している素晴らしい先生です。

歳時記とは四季折々の年中行事や自然の景物をまとめた書物のことです。

今回学んだのは夏の歳時記(夏の行事と習わし)で、「立夏」「葵祭」「梅雨」「入梅」「夏越の祓」「七夕」「和菓子の日」「土用」などを取り上げましたが、その中から「立夏」及び「夏越の祓」について紹介します。

※「立夏」(今年は5月5日~5月20日)は、暦の上での夏の始まりを示す日です。立夏から立秋の日の前日までが“夏”となります。「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干したり 天の香具山」(持統天皇)万葉集 (いつの間にか、春が過ぎて夏がやってきたらしい。夏になると真っ白な衣を干すという天の香具山に)

※「夏越の祓(なごしのはらえ)」 6月30日                        一年のちょうど折り返しにあたる6月30日に、この半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。この日、神社の鳥居の下や境内には“茅がや”で作られた大きな輪が用意されます。参拝者が「水無月の夏越の祓いをする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながらくぐると、夏の疫病や災厄から免れるといわれています。「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける」(藤原家隆)「楢の小川」と呼ばれる上賀茂神社の御手洗川の夕暮れは、風がそよいで秋の気配を感じさせるが、上賀茂神社で行われている水無月の祓だけがまだ夏であることを分からせてくれる。

第2回目a

受講生から講座に参加して、知らなかったことを知ることができて楽しいと話をいただきました。その季節にあった句があり、昔の人も季節を感じながら生きていたのだと思いますとお話しされていました。

次回は7月19日です。秋の行事と習わしについて学びます。

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