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第4回 和歌で楽しむ日本の歳時記

第4回目 和歌で楽しむ日本の歳時記  令和4年8月16日13時30分~15時30分 で行われました。

講師:加藤澄江先生 受講生 男3名 女11名 計14名

第4回目の最終回は、冬の歳時記です。

二十四節気の今年の暦は、12月22日に「大雪」から「冬至」に変わります。冬至は夏至からちょうど半年にあたり、一年のうち最も昼が短くなります。

古来、冬至を境に太陽がよみがえり、生きるための”気”や”魂”が再生すると考えられていました。

冬至を「一陽来復」ともいいます。冬至を境に日が長くなっていくのは、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくると考えられており、そのために「一陽来復」は悪いことが続いた後は幸運に向かうという意味が込められています。良くないことが続いていても、冬至が来たら「さあこれからは良いことがきっとやって来る」と気持ちを切り替えるきっかけにしてきました。

お正月は、一年のはじめの月という意味を持ちますが、ただ年が改まるということだけでなく、「年神様」がやって来るとも信じられていました。年神様は子孫をいつも見守ってくれる「祖先神」であり、同時に豊作をもたらす「農耕神」でもありました。お正月は「年神様」を迎えて、すべてが新しく始まる時なのです。

今回の講義を受けて、温故知新という言葉が思い浮かびました。

一年で一番昼が短くなる日としか理解していなかった冬至が、冬至を境に太陽がよみがえり、生きるための”気”や”魂”が再生すると考えられていること。冬至は「一陽来復」ともいい、冬至を境に日が長くなっていくのは、衰えていた太陽の力が再び勢いを増してくると考えられており、悪いことが続いた後は幸運に向かうという意味が込められていること。

冬至について、これまでとは異なる新たな思いが浮かんでまいります。

また、我が家では、毎年、新年には、子供のころから正月3が日には「お正月様」を拝んでまいりましたが、「お正月様」がどんな神様なのかわかっていませんでした。

今回の講義で、お正月は、ただ年が改まるということだけでなく、「年神様」がやって来ること。年神様は子孫をいつも見守ってくれる「祖先神」であり、お正月は「年神様」を迎えて、すべてが新しく始まる時なのだということにより、私が知っていた「お正月様」が「年神様」であり「祖先神」であることが、理解する事が出来ました。まさに、古いものをたずね新しい事柄を見出し自分のものとすることができたと感じております。

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